膝痛を救いたい
膝痛は本当に辛いですよね。
歩けば痛みが出ますし、
階段の上り下りや、
寝ている時寝返りでも痛いときがあります。
ましてや、走ることなんかできません。
最悪の場合
社会生活ができなくなることだってあります。
そんな辛いあなたを救ってあげたい。
膝痛は必ず良くなります。諦めることはありません。
膝痛の原因の勘違い
まずは人は痛いと感じます。
痛みを感じる受容器が神経に伝達して
痛みとして捉え脳が感知します。
痛みを感じる受容器は
筋肉 腱 靭帯・骨膜などに存在します。
しかし世間では
よく軟骨がすり減って膝に痛みがでるという人がいます。
しかし
ちょっと待ってください。
軟骨には痛みを伝える受容器がありません。
軟骨は脳に痛みを伝えることは不可能なのです。
つまり軟骨はどんなに擦り減っても痛くないのです。
それなのに間違ったことを伝えるプロの方がたくさんみられます。
なぜこんな間違いが起こるかといいますと
軟骨がすり減って骨と骨が衝突したときに
骨の骨膜から痛みが出ます。
つまり変形性膝関節症の末期の方におきます。
膝の変形がない人では起きることはありません。
おわかりいただけたでしょうか。
つまり軟骨を増やす健康食品は意味がありません。
ましてや膝の軟骨だけに集中的に増やすことなんて考えられません。
健康食品は
よく個人の感想によるものとか
効果を保証するものではありませんと
謳ってあります。
つまり
科学的根拠はまったくありません。
まずは軟骨のことは忘れて、
またほとんどの人は軟骨がすりへっています。
それでも痛くない人はたくさんいます。
これはどう説明できるのでしょうか?
軟骨はすり減っていても大丈夫なのです。
膝痛の原因は軟骨ではないのです。
なぜ膝は痛くなるのか
膝を伸び縮みする筋肉はたくさんあります。
膝の関節に関わる筋肉のどれかが
筋力が低下をおこし
その筋肉のかわりに代償して違う筋肉が過剰に働きます
結果
ひざの関節はアンバランスになり
膝の関節がズレてしまいます。
そうなると炎症が起きます。
炎症が起きると更に筋力低下がおこります。
また炎症が収まったとしても、
ひざの関節のズレは治っていないので、
また炎症してしまいます。
つまり
炎症→筋の萎縮→関節の異常→炎症→筋の萎縮という
悪循環
負のスパイラル
に陥ってしまいます。
症状が悪化すると
O脚になってしまいます。
膝痛の原因は
筋力低下が根本的な問題なのです。
つまり筋肉がうまく使えていないために
膝のバランスを崩し
バランスを保つために
他の筋肉が頑張りすぎた結果
膝の関節がズレて
膝痛になるのです。
これが本当の膝痛の原因なのです。
膝の運動-リハビリ
膝が悪くなると、大腿四頭筋を鍛えなさいと説明されます。
大腿四頭筋は太ももの前面にある筋肉です。
椅子に座って膝の曲げ伸ばしや
膝の下にクッションを入れて膝を伸ばす運動をするのですが
これは間違いです。
先程膝痛の原因は筋力低下だと言いました。
大腿四頭筋を鍛えるつもりでも
筋力低下した筋肉は殆ど使われずに、
(うまく使うことができないため鍛えることができない)
使いやすい筋肉を鍛えてしまうため、
更に過剰に筋疲労が起きてしまい、
逆効果になってしまいます。
大腿四頭筋のなかの筋力低下した筋肉を適切に運動することで
効果的に膝痛の改善につながっていきます。
膝の水を抜く-真実
膝に水が貯まるのは体の免疫反応です。
白血球をたくさん集めて早く治そうとする結果水がたまります。
膝の水を抜くことは、とりあえず原因がわからないけど
水を抜くと圧迫感などもなくなり、痛みが楽になるということです。
ここが大事なところで
治療と思っていた膝の水を抜くことは
決して治すものではなく、その時だけ楽になる方法でしかないのです。
そのため原因を解決していないので
また水はたまってしまいます。
つまり膝に水を抜くことは対処療法で、
根本治療ではないことがおわかり頂けたと思います。