こんな症状ありませんか?
1.肩がよくこる
2.目が疲れやすい
3.体がだるい
4.冷え性である
5.長時間デスクワークしている
6.あまり良く眠れない
どれか一つでも当てはまる方は頭痛持ちの方や、予備軍の恐れがある方です。
頭痛の原因
1.緊張性頭痛(肩こりから来る頭痛)
2.偏頭痛
3.姿勢からくる頭痛
4.自律神経失調症
※その他に、脳腫瘍、頸動脈の奇形などあり、
まずはお医者さんで命に関わる様な症状がないか確認してもらうことが大事なことになります。
1.緊張性頭痛(肩こりから来る頭痛)
みなさんも一度は経験があると思います。ひどいときは頭痛も一緒に起きることもあります。
肩こりからくる頭痛の原因は背中、首についている筋肉が問題で痛みが出ます。
筋肉が硬くなり血行不良が起きて痛みがでます。
僧帽筋
僧帽筋は肩が凝って自分で抑えるところです。とても大きな筋肉で動きも複雑で機能も複雑です。
上部の筋肉と下部の筋肉では動きが反対になったり、なかなか厄介な筋肉となります。
みなさんは上部の方だけ揉んだり叩いたりしませんか?
しかしこの図のように上部の方だけではなく肩甲骨から下まで筋肉はあります。
その為全部の筋肉を緩めないとすぐにもとに戻ってしまいます。
僧帽筋は頭の重み、腕の重み、パソコンの姿勢を維持する時に重力に負けないように引っ張られて凝っている筋肉です。
引っ張られれば引っ張るほど負けないように硬く凝ってしまいます。
無理なストレッチはかえって悪化します。軽度~中度の頭痛の方はこの僧帽筋を完璧に緩めることで症状が改善していきます。
菱形筋
この筋肉は僧帽筋の下にある筋肉となります。僧帽筋を緩めてもまだ頭痛が治らない、違和感がある方は、この筋肉が原因となります。長時間のパソコンで同じ姿勢でいるとこの筋肉が凝ってきます。
頭板状筋
この筋肉は後頭部から首にかけて着く筋肉です。一番表面にあるので触りやすいです。
肩甲挙筋
この筋肉は肩甲骨から頸部に付着します。頚椎を歪める原因になり、頭痛を引き起こします。
2.偏頭痛
●片頭痛は、片側あるいは両方のこめかみから目のあたりにかけて、脈を打つように「ズキンズキン」と痛むのが特徴です。
●ひとたび痛み出したら、4~72時間続きます。
●頭痛の起こる回数は、月に1~2回程度から、多いときには週に1~2回おこる
●痛みは1~2時間でピークに達し、吐き気や嘔吐(おうと)を伴うことも多い
●頭痛に伴って吐き気がしたり、胃がムカムカすることがある
●頭痛が起こる前兆として、目の前にチカチカとしたフラッシュのような光やギザギザした光があらわれたり、視野の一部が見えにくくなる閃輝暗点(せんきあんてん)が出ることもある
頭痛-姿勢不良
頭痛には肩の筋肉が凝って起きる問題や、
自律神経の乱れや、姿勢が悪いために起きたり、さまざまです。
今回は姿勢からおこる頭痛について解説します。
まず皆様も住んでいる家ですが快適に住めるのは家が安定しているからです。
それは土台がしっかりしているからです。
人の体も同じで土台(下半身)が大事になります。
足の長さが違ったり、骨盤がずれたりすると、
その代償は上半身でカバーしなくてはいけません。
どういう事かといいますと、人の体でいちばん大事な臓器は頭(脳)です。
下半身がずれて頭が傾くと、左右前後のバランスが取れなかったり、脳の状態も不安定になります。
それでは調子が悪くなるからと頭が傾かないように、
身体が歪んでもいいからいちばん大事な頭(脳)を守ることを優先させ、安定させます。
片方の肩を上げたり、又は下げたり、上半身が左にねじったりします。
つまり脳を守るために身体が歪むのです。
姿勢から来る頭痛は体の歪みが肩に一番影響していることになります。
また、姿勢をよくしようとして背中を反ったり、胸だけを張ったりすると、
かえって肩こりや頭痛が起こりやすくなるのでご注意ください
4.自律神経失調症
自律神経は、交感神経と副交感神経という2つの神経がお互いにバランスよく働くことで、心臓を動かしたり体温を調節したり、生命維持に直結している神経と言われています。自律神経は、自分の意思でコントロールできないため、過度のストレスや不規則な生活リズムなどでそのバランスが崩れると、頭痛、イライラ、だるい、めまいといった不調症状が引きおこされます。
一言で言えば、自律神経失調症とは、「ストレスなどの影響で交感神経と副交感神経のバランスが崩れ、そのために体にさまざまなトラブルがおこる病気」のことをいいます。
その中でも特に重要なのが副交感神経に関係がある首の横の筋肉です。
胸鎖乳突筋
この筋肉は頭痛で一番大事な筋肉です。一般の方はほとんど馴染みがなく触らないともいますが、
とても重要ですが、強く揉んだりすると頭痛が悪化したりするため、
とてもデリケートなきんにくとなります。
素人の方は無理に触らないほうが無難です。
また呼吸が浅くなりがちな肩にも重要になってきます。
自宅でできる肩こり・頭痛の解消
肩甲骨ストレッチ
1 ゆっくり前後にまわしてください。各10回~20回
※ point
①腕を回すのではなく肩甲骨を動かすことを意識して下さい。
②前に回すときは左右の肩甲骨が遠くなるように
③後ろに回すときは左右の肩甲骨が近くなるように
2 1日3セット程度
3 僧帽筋、菱形筋の筋肉を動かし血行を促進させます。
ツボを押さえる
ツボとは近年高い関心を集めています。2006ねんには、WHOによって361のツボの統一基準が決まりました。全身に点在するツボは刺激することで、身体の不調や不快な症状を改善してくれるだけでなく人間の体が持つ自然治癒力を蘇らせてくれます。
天柱
このツボは肩こり・頭痛・眼精疲労・鼻・耳などの頭部の疾患にも効果的です。
頭と身体をつなぐ血管や神経が通っているので天柱を押すとリラックスできます。
押し方
①親指にツボを当て目に向かって軽く押さえる
②息を吐いたとき押さえる。 呼吸はゆっくり行う。5回~10回程度
※ポイント 仰向けになって押さえましょう。座った状態だと筋肉が緊張して効果があまりありません。
③1日3セット
腹式呼吸
近年、呼吸法による健康づくりや老化防止が話題になっています。
この呼吸法の基となるのが、気功などで行われてきた「腹式呼吸」です。
東洋医学で昔からよいと言われてきた「腹式呼吸」が、西洋医学の分野でも注目されるようになりました。
腹式呼吸は、肩こり頭痛だけでなく自律神経のバランスを整える、免疫力(自己治癒力)をアップする、不妊症の体質改善、内臓機能の向上、血行を良くする、ダイエット効果、老化防止など、多くの効果が言われています。
①背中をまっすぐにのばします。イスに座る、寝る、立つ、どの姿勢でも結構です。
②鼻からゆっくり息を吸い込みます。
このとき、丹田(おへその下)に空気を貯めていくイメージでおなかをふくらませます。(③秒かけます)
③口からゆっくり息を吐き出します。お腹をへこましながら、体の中の悪いものをすべて出しきるように、
吐くのがポイントです。(⑥秒かけます)
回数は1日10回くらいから始め、慣れたら10~20回が基本ですが、その日の体調に合わせて、無理なく楽しみながらやりましょう。
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